2015年12月 札沼線・留萌線訪問


JR北海道において大きな動きがでてきている。
再生推進会議の提言に安全への投資とともに路線の見直しなどがうたわれていたことから日々動向をチェックしていたが、一部駅廃止と留萌本線末端廃止が公告されてしまった。加えてキハ40老朽化により普通列車の減便である。
こうなると弱いもので、いてもたってもいられなくなり、3月のダイヤ改正前に訪問しようと思い立った。自分なりに前から訪問したいところで且つやばくなりそうなところを行く計画をたてたら、到底1週間ではおさまらないものになってしまった。
そこで第一弾として、マイレージを駆使して年末にショートトリップを敢行、札沼線留萌線一部を目指すことにした。
留萌本線末端区間は一度乗っていること、既にさよなら運転状態になっていることから現時点ではあきらめている。

12月11日金曜の仕事終了後のJALで深夜に札幌入りし、よく12日土曜日は札沼線末端区間の駅訪問に費やした。
12日は5:50出発、札幌にてはまなす入線(写真失敗につき非掲載)、札沼線531M6:20発の721系=>石狩当別に6:59着、7:02発の5423D キハ40-402=>豊ヶ岡駅7:42着。
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同業者ほか一名下車。曰く次の上りで石狩月形に戻り交換列車で新十津川まで、徒歩で滝川まで行ったのち深川から留萌線との事。なるほど留萌・札沼はやはりセットで動くのが通であったか、しかし新十津川・滝川の交通をどう処理するか、あまりないバスに頼るか少ない台数のタクシーに賭けるか、若さで勝負の徒歩か迷うところだと思った。
豊ヶ岡8:47発 5425D キハ40-401 新十津川行の始発である。同業が大半で座席はほぼ埋まっていて、先頭ロング左側に座る。9:17に南下徳富着。
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南下徳富を発つ5425D

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待合室が取り壊されてしまったそうで板張りホームしかない駅である。こういう何も特徴がないところにぽつねんと板張りのホームだけが存在する、北海道を実感するひと時である。
南下徳富発9:51 5426D =>鶴沼9:58着。

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鶴沼より徒歩で於札内へ。所要は1時間ほど但し道の駅に一旦寄った。
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於札内の駅名票が錆びていて実にいかめしい。
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於札内は12:23発 5427D => 下徳富 12:30着

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下徳富 13:06発 5428D => 北海道医療大学14:17。クロス席はすべて埋まっていたので一番後ろのロング右側に乗車した。
末端区間は3月のダイヤ改正で1往復となることが決まったようで、そうなると各駅訪問なぞ夢になるだろうと思い訪問した。板張りホーム好きな自分の趣味に合った駅はやはり南下徳富で訪問してよかった。
この日はこれで終了。夜にレンタカーを借りて翌日の撮り鉄に備える。
(13日は続き)