2015-2016冬季北海道 2016/03/02 水曜日 宗谷本線

この日は宗谷北線での撮影日だがレンタカーがないので朝の時間帯に対しては列車移動しかない。昔だったら2時間ほど歩いて抜海丘陵の有名なポイントに行けたが、今やあそこは立ち入り禁止になっている。かといって廃道をさらに一時間かけて歩くルートは夏は藪に阻まれて大変だったが冬は下手な装備では遭難するだろう。コマドリ橋は下り専用。となると列車に乗るしかないわけで、いろいろ考えて何度か訪問しているクトネベツ基線道踏切に行くことにした。
朝6:04始発の名寄行。キハ54-502。同業ないし旅人の面々が数名乗車。
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同じ冬でもこの時期は日が昇っているようで抜海は明るかった。
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昨日は夜だけ走っていたようだ。
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クトネベツ基線道の踏切。ラッセルでできた雪の山で踏切付近は高い場所になっている。
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7:15 上りスーパー宗谷2号 
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7:46 下り4321D

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急いで抜海駅に戻ると、ラッセル車が上ってきた。
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音威子府始発の4323D キハ54-505と交換
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4323Dで稚内に戻った。9時になったらレンタカー屋に行き、移動手段をゲットした。
若干晴れ気味だったので一応利尻山をチェックしたが当然のように見えない。そこで下沼ー豊富間の跨線橋に向かった。
10:59 旭川始発の稚内行4327D キハ54-503
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11:43 稚内始発名寄行4330D キハ54-529
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12:24 札幌発スーパー宗谷1号
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どういうわけか列車が通過する時間だけ雪が降りがちであるが定期的に晴れ空が見えたりしている。しかし昼を過ぎたら利尻山は影になる。そこで思いついたのが糠南駅であった。あそこでの訪問は午前中だけ晴れといのが1回だけであとは曇りか雨の中の訪問だった。
途中安牛駅に久しぶりに立ち寄り。
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糠南駅列車による公式訪問は3回だったか。
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14:45  名寄発4329D稚内行 キハ54-502 朝抜海まで乗車した列車の折り返し運用である。
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15:01 上りサロベツの通過
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雄信内ー安牛間の踏切にテレビなどで利用されている踏切のポイントがあるのでそこに移動。
雄信内駅 交換駅であるため保線区員の方が常駐しているようだ。雪の鉄路維持は大変である。
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できれば同区間の俯瞰ポイント=雄信内俯瞰に行ってみたかったが道がわかりにくいうえ道路が狭いのでこんなところで駐車して大丈夫だろうかと心配になり、今回はあきらめることにした。夏の訪問時にロケハンしてみようと思う。
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下りサロベツをどこで撮影しようか迷ったが、日暮れまで時間がありそうなので糠南駅で撮る事にした。
ただ今から考えるとこの雄信内ー安牛間の踏切ポイントはアウトカーブで悪くないところだったと今更気づいた。
16:53  糠南通過の下りサロベツ
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南幌延駅で4335D最終17:33発の稚内行を撮影しようと思い移動した。ここで日が暮れた。
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実はこの駅では立ち入り禁止の場所で狙っていたようで運転士殿よりジェスチャーでおしかりを受けた。
自分の中で折角遠くに来たんだからと気が甘くなったなと反省する。
そこで列車の写真の代わりに偶然撮影した狸を載せる。
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後は夜なので基本的にバルブ狙いとなる。考えたすえ、抜海駅にて最終の幌延行を狙うことにした。
途中勇知駅に立ち寄ると待合室内にラッセル通過時間まで書かれた時刻表を発見した。
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抜海駅でも保線の方々がおられた。定期的にポイントをチェックしたり気象情報を報告している。
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19:41 4340D 幌延行到着
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まさかの手振れである。寒いから手がうまく動かず三脚を揺らしてしまったらしい。
構図も中途半端になってしまった。列車がもっと後ろに停まると思ってしまっていた。
この後、南幌延駅に録音機を置きっぱなしにしてたことに気づき、往復100キロを2時間かけて取りに行き、
稚内の宿には23時ころに戻った。