ダイヤ改正に関する対象を目的とすべきだが結局は宗谷本線メインに計画策定してしまった。
鉄道目的での冬季渡道は初めてだ。
先頭車両キハ54-505(留萌タイプ)、後ろはキハ40-746。2両に戻っている。この列車は通勤通学時間帯唯一の下りのため、和寒・剣淵・士別・東風連・名寄と学生の乗降が激しく、稚内までの数寄者系旅行者がいる中ぎゅうぎゅうに乗るのはかわいそうと思っていたが多少は解消されたか。
6:05旭川=>北剣淵7:15(定刻7:12)
夏は一面の緑、秋は灰と枯葉の茶色だったが冬はなるほど白黒の世界だ。
これはこれでまた素晴らしい。
待合室も無事健在。
夏一面背の高い草で囲まれている駅、冬は雪の山に囲まれているというわけだ。
待合室をベースに11時まで滞在する。いつのまにか毛布が用意されている。駅ノートによると結構前からのようだ。
初めて真冬の宗谷線の撮影、3320D快速なよろ2号通過シーン。この時わかったこと。雪が非常に軽いので舞いまくる。編成写真が難しいこと。またラッセルの影響で雪の壁がずうっと続くため下回りは見えないこと。
8:30ころ、地元の方が雪かきをしにいらっしゃった。JRの依頼により毎日朝夕2回行っているそうである。なるほど、これでほとんどの駅で雪かきされている仕組みがわかった。曰く、”この駅、そんなにめずらしいかい?”。人は自分には無いものを求めるのです。
雪かきの時間は晴れていたのにその30分後には吹雪である(たぶん地元の人から見るとただの降雪だと思う)。323D北剣淵9:16は名寄行だがキハ54だった。ただ雪がガンガンレンズに飛び込んでくるので車両番号は確認できず。
3332D快速なよろ4号幌延発はキハ54-512、これは何回かお世話になった車両。転換クロス。
51D下りスーパー宗谷1号の通過は約10分遅れの10時過ぎ。すでにこの時点で傘が壊れ、雪まみれの中カメラをタオルで守って撮影した。このあと士別で交換した上りスーパー宗谷2号が通過したのだが雪まみれになったレンズのケアに手間取ってしまった。冬季撮影の今後の課題である。
そしてスーパー宗谷が過ぎ、これから1時間半列車がない時間帯に入ると晴れたのである。
324D名寄発旭川行で11:37北剣淵=>塩狩12:15(定刻は12:07)。キハ54-527留萌式、旧急行礼文用、初乗車。塩狩で自転車担いだ兄ちゃんと下車。自分もそうだが変わった御仁である。雪道を自転車で走るんだろうか。